太陽光発電Q&A

補助金を50万円ももらった人がいるってホント?

太陽光発電を設置すると補助金がもらえます。最大で国、地方自治体、市町村の3つからもらえます。地域によっては無い場合もあります。

太陽発電で作った電気を売って儲けることができるの?

太陽光発電で作った電気を自宅で使用して余った分は電力会社に売ることができます。
平成24年度なら1kw時あたり42円で買い取ってもらえます。期間は10年間です。今契約すると10年間は42円で買い取ってもらえる保証付きです。

今は国の政策もありますから高値で買い取ってもらえますが来年度はどうなるか分かりません。年々安くなると見込まれています。太陽光発電設置を考えるいい機会かもしれません。

昼間はあまり自宅にいないライフスタイルの方やこまめに節電をすれば売れた分は口座に振り込まれます。節電意識も高まりますし、お財布にも優しいですから一石二鳥です。

初期投資回収に20年かかるって聞いたけど?

以前は、太陽光発電の1kwあたりの価格は50~60万円でした。最近は価格競争も進んできたので40万円~とが一般的な価格になっています。補助金や電気を売ることができることも考えると、今は約10年で初期投資することも夢ではありません。

回収期間の計算方法は

(導入費用 + 維持費 - 補助金) ÷ (1年間の売電価格)

となりますが、補助金は自治体によってかなり開きがありますし、オール電化にした場合は光熱費は約6割~7割削減可能です。ですから、単純計算は難しいと思いますが、以前のように回収に20年もかかるとうことはないと思います。

災害や停電時でもつかえるの?

停電時にも太陽光発電は使えます。ただ、「太陽が出ている事」はもちろんで、「自立運転モード」に切り換えて「自立運転コンセント」を使えば太陽光で発電した電気の分は使えます。

注意したいのは、自立運転モードへの切り替えスイッチの場所を知っておかないといざという時に困ってしまいます。また、使える電気用の目安は上限1,500Wまでです。

携帯電話の充電(約5W)・ラジオを聴く(約20W)・冷蔵庫の待機電力(150~600W)・電気ポットの湯沸かし(約1,000W)ですから、いつも通りの生活とはいきませんが緊急対策としては十分対応可能です。

太陽光発電の設置工事はスグにできるの?いつから使えるの?

太陽光発電システムの工事期間ですが1日~1週間が目安です。新築なら工期の中に含まれいるのであまり気になりません。

既存の家に設置する場合は工事期間などは普段の生活に関係してくるので非常に重要ですが。設置工事の期間は天候により変わります。

主な工事項目は、太陽光パネルの設置、配線、モニターの取り付けです。既存の家では足場を組むことが必要となります。足場を組むところからであれば1週間くらい見ておいたほうがいいでしょう。電力会社に申請をして太陽光発電が使えるようになるまでは約1ヵ月くらいかかります。

太陽光パネルの掃除は自分でやるの?

太陽光発電パネルの掃除は自分でやる必要はありません。屋外にずっと設置しているので汚れは気になるところです。車でも屋外にずっと駐車していると汚れが付いてきますので太陽光パネルも同じことが言えます。

ただ、通常の汚れは雨で洗い流されるように設計してありますのであまり心配はいりません。ただ、汚れがひどくなってきたら清掃はしないといけません。その目安としては発電量が一定の基準以下になった時です。発電モニターをチェックしていれば気が付きます。おかしいなと思ったらスグにご連絡下さい。

太陽光発電設備の維持費はどれくらかかるの?

太陽光発電設備はモーターなど動く部品がないのでほとんどメンテナンスは不要です!!ただ、太陽光パネルで発電した直流電気を家庭用で使えるようにするには交流電気に変えないといけません。

それには、「パワーコンディショナー」が必要になります。パワーコンディショナーの寿命は約10年と言われています。値段は約30万円です。同じく「売電メーター」の寿命も約10年で値段は約10万円です。もちろん、これは今の価格であって将来太陽光発電が普及していけばもっとお手頃になるでしょう。
 

太陽光発電を設置すると節電意識が芽生える?

太陽光発電を設置すると、どれくらい発電されているのか?どれくらい電気を売っているのか?買っているのか?などをモニターで見ることができます。

電気は目に見ませんので普段はどうしても節電を忘れてしまいがちです。でも、モニターで電気の状態をチェックできれば楽しみながら節電がようになります。
実際に太陽光発電を設置された方のほとんどが「節電を自然と意識するようになった。」と言っています。

地球にやさしいってホント?

太陽光発電は太陽の光からエネルギーを作り出すため、石油、石炭、天然ガスなどの燃料を一切使いません。石油は約40年、石炭230年、天然ガス約60年、で無くなると言われています。

その点、太陽光発電は太陽の光りが降り注ぐ限り、無限のエネルギーを得ることができます。また、発電のするときに二酸化炭素などを排出しないので、地球温暖化防止にもおおいに貢献できます。

補助金の申請と受け取り方は?

補助金申請は当社で代行します。補助金は一般社団法人の「J-PEC 太陽光発電普及拡大センター」で申請受付と受給をしています。補助金が指定口座に振り込まれるまでには申請から3~4ヶ月かかります。地方自治体はそれぞれ違いますので別途ご案内します。

太陽光発電で全ての電力をまかなえるの?

消費電力はライフスタイルや家族構成によってばらつきがあるので正確な数字は出しにくいところですが、一般的な家庭(4人家族)での電力使用量は月間で約300kw、年間で約3600kwと言われています。

太陽光発電の1年間の発電量は、天候や設置条件で差がありますが、1kw当たり約1,000kwの発電量です。一般家庭向けの太陽光発電システムは3~4kwですから、年間使用量の8割以上はまかなえることになります。もちろん、太陽光がない夜間は電力会社から電気を買うことになります。代わりに昼間の発電量が使用量を上回ればその分は売って利益を得ることができます。

平成24年度の電気買い取額は1kwあたり42円と高く設定されています。今年度中に契約すると今後10年間は42円での買い取りが保証されますので、エコキュートやオール電化と上手く組み合わせてさらに節電をすると、電気をたくさん売ることができます。

雨や曇りの日も発電するの?

雨や曇りの日でも発電はしますが、曇りの日は約30%、雨の日は約10%程度の発電しかしません。また、日陰でも発電量は落ちてしまいます。木の陰や建物で太陽光が遮られてしまうと発電量は低下します。積雪地帯などは太陽光パネルに雪が積もっているので、晴れの日でも発電ができなってしまうこともあります。

ローンで太陽光発電を設置できるの?

太陽光発電を設置したいけどまとまった出費を避けたい場合は、ソーラーローンが便利です。ソーラーローンは太陽光発電の資金限定で融資を受けることができます。金利は一般のローンより優遇されています。

取り扱いはそれぞれの金融機関で各種ありますので金利などを確認してみるといいと思います。(当社でもソーラーローンを取り扱っております)

台風や災害でも大丈夫なの?

太陽光パネルを屋根に設置して心配なことは、落雷、台風、落下物、などの自然災害です。

基本的に太陽光発電パネルは非常に頑丈にできています。日本で販売されている太陽光パネルは地上15mで毎秒60mの風速に耐えられるように設計されています。過去最大級の台風でも毎秒50mですから安心です。太陽光パネルの表面は3mmの強化ガラスで出来ているので直径4㎝程度のひょうが降ってきた時でも割れにくいように出来ています。電気回路も外部とは切り離してありますので雷の心配もあまり必要ありません。